こんにちは朱夏です。
今回は、CSSの「margin」と「padding」の話をしたいと思います。
marginとpaddingってどっちがどっちか解らなくなる。
どうやって使い分けたらいいんだろう?
要素の位置を微調整する時などに使われる、CSSでは基本的なプロパティですが、使い方が難しいプロパティでもあるかと思います。
この「margin」と「padding」について、詳しく解説していきたいと思います。
それではいってみましょう。
marginとは?
paddingとは?
それぞれの使い道
あとがき
marginとは?
「margin」とは、隣接した要素と要素の間に隙間を開けるためのプロパティです。
具体的には、要素の外側に隙間を指定する事が出来ます。
先ずは「margin」を使った以下のサンプルを見てみてください。
See the Pen
QWjEJjW by 朱夏 (@syunatsu1)
on CodePen.
下に行くほど「margin」の値を大きくしています。
「margin」は要素の外側に隙間を開けるので、その分要素がずれているのが解ると思います。
「margin」には指定方法が複数あります。
指定方法を以下に紹介します。
/* 四方向全て */ margin: 10px; /* 上下 左右 */ margin: 10px 10px; /* 上 右 下 左 */ margin: 10px 10px 10px 10px; /* 上だけ */ margin-top: 10px; /* 右だけ */ margin-right: 10px; /* 下だけ */ margin-bottom: 10px; /* 左だけ */ margin-left: 10px;
一方向にだけ「margin」を付ける事も出来るので、ナビゲーションバーの様に横並びの要素にだけ隙間を開けたいときなどでも、他に影響を与えず隙間を開ける事が出来ます。
paddingとは?
「padding」とは、要素内の子要素との間に余白を開けるためのプロパティです。
「padding」を使ったサンプルはこちらです。
See the Pen
jObrdQj by 朱夏 (@syunatsu1)
on CodePen.
こちらも下に行くたびに「padding」を増やしています。
「padding」で余白を取った分、要素が大きくなっているのが解ると思います。
「padding」にも「margin」と同じく複数の指定方法があります。
指定方法は以下になります。
/* 四方向全て */ padding: 10px; /* 上下 左右 */ padding: 10px 10px; /* 上 右 下 左 */ padding: 10px 10px 10px 10px; /* 上だけ */ padding-top: 10px; /* 右だけ */ padding-right: 10px; /* 下だけ */ padding-bottom: 10px; /* 左だけ */ padding-left: 10px;
こちらも方向ごとに指定する事が出来ます。
要素内のテキストなどの位置を調節するのによく使われます。
あとがき
というわけで、CSSの「margin」と「padding」について書いてみました。
今回のまとめはこちら。
- 「margin」は要素の外側の隙間を開ける
- 「padding」は要素の内側に余白を開ける
- 一括で指定や、上下左右個別に指定する事も可能
サイトデザインのバランスに関わる部分なので、しっかり覚えて見やすいデザインを作っていきたいと思います。
今回は以上です。
今回もよろしくお願いします。