こんにちは朱夏です。
今回は、CSSについて書きたいと思います。
基本的に、以下の様な疑問を持っている初心者の方向けに書いています。

CSSってどんなことができるの?
どうやって使うの?
HTMLに直書きと別ファイル読み込み、どっちがいいの?
CSSとは何か?
ここについては多く触れませんが、ざっくり言うと、WEBサイトの見た目を整えるためのものです。
それでは、やっていきましょう。
CSSでできること
CSSの書き方
どの書き方が良いのか
あとがき
CSSでできること
CSSで出来ることは、WEBサイトにスタイルを付けることですね。
具体的には大まかに以下のようなことが出来ます。
- 文字の大きさ、色、フォント変更
- 背景の色、マージン、パディング、ボーダーの調整
- 画像のサイズ、透過、エフェクトの設定
- アニメーション
- ドロップシャドウ
基本的なものはこんな感じです。
HTMLで要素を組み込んで、CSSで要素の見た目を整えていく、こういった役割分担で書いていくことになります。
CSSの書き方
CSSの書き方には3種類あります。
- HTMLの<head>タグ内に書く
- HTMLの<body>タグ内に書く
- 別ファイル(.css)に書く
どうやって書くのか、簡単に解説します。
1.HTMLの<head>タグ内に書く
HTMLの<head>タグ内に書く場合は、以下のように書きます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>CSSアニメーション</title>
<style>
.box {
width: 200px;
height: 200px;
background-color: skyblue;
border-radius: 10%;
text-align: center;
line-height: 200px;
font-size: 30px;
transition: 0.2s linear;
cursor: pointer;
user-select: none;
}
.box:hover {
transform: scale(1.2);
}
.box:active {
transform: scale(1.2) rotate(360deg);
}
</style>
</head>
<body>
<!----- ヘッダー ----->
<header>CSSアニメーション</header>
<!----- ヘッダー END ----->
<!----- メインコンテンツ ----->
<div class="box">テスト</div>
<!----- メインコンテンツ END ----->
<!----- フッター ----->
<footer>
<p class="">(c)test.com</p>
</footer>
<!----- フッター END ----->
</body>
</html>
こんな感じです。
<head>タグ内に<style>タグを使い、CSSを書いていきます。
今回の例だと、”box”というclassに対して適用されているスタイルになります。
2.HTMLの<body>タグ内に書く
こちらの書き方は以下のようになります。
<div style="width: 200px;
height: 200px;
background-color: skyblue;
border-radius: 10%;
text-align: center;
line-height: 200px;
font-size: 30px;
transition: 0.2s linear;
cursor: pointer;
user-select: none;">テスト
</div>
要素の中に直接style属性を追加していきます。
個人的にはこの書き方はあまりしたくないですね。
コードを見た時に何が書いてあるか解り難くなるので。
3.別ファイル(.css)に書く
HTMLとCSSの2つのファイルを作ります。
書き方は以下のようになります。
まずはHTMLから。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>CSSアニメーション</title>
<link rel="stylesheet" href="css/style.css">
</head>
<body>
<!----- ヘッダー ----->
<header>CSSアニメーション</header>
<!----- ヘッダー END ----->
<!----- メインコンテンツ ----->
<div class="box">テスト</div>
<!----- メインコンテンツ END ----->
<!----- フッター ----->
<footer>
<p class="">(c)test.com</p>
</footer>
<!----- フッター END ----->
</body>
</html>
CSSファイルはこちらです。
.box {
width: 200px;
height: 200px;
background-color: skyblue;
border-radius: 10%;
text-align: center;
line-height: 200px;
font-size: 30px;
transition: 0.2s linear;
cursor: pointer;
user-select: none;
}
.box:hover {
transform: scale(1.2);
}
.box:active {
transform: scale(1.2) rotate(360deg);
}
簡単に説明すると、HTMLでは<link>タグでstyle.cssというCSSファイルを読み込んでいます。
そしてstyle.cssにスタイルを書いていきます。
こちらの内容は1と同じ結果になります。
どの書き方が良いのか
前項では、3つの書き方がある事を解説しました。
では、実際にはどの書き方が良いかというと、別ファイルに書く事をお勧めします。
理由は、SEO対策に影響すると言われているからです。
SEO対策については、Googleのガイドラインに従うのが一般的です。
何故なら、検索サイトのシェアの約70%がGoogleだからです。
というわけでGoogleのガイドラインを見ていきます。
Googleのガイドラインでは、構成要素である文書構造、見た目、スクリプトは分けてコーディングする事が推奨されています。
また、CSSファイルは1つにまとめる方が良いとされています。
SEO対策はやらないよりやっておいた方が良いので、学習の時や特殊な条件で依頼された案件以外では、CSSは分けて書きましょう。
あとがき
CSSの基本について解説してみました。
WEBサイトを作成していく上では、HTMLとCSSは最低限必要な必須スキルになるので、繰り返し書いて身に着けておくのが良いと思います。
今回は以上です。
次回もよろしくお願いします。
