こんにちは朱夏です。
今回は、VBScriptからコマンドプロンプトを呼び出して、処理を実行させてみようと思います。
VBScriptでは外部のアプリケーションを呼び出せるのですが、今回はその練習としてコマンドプロンプトを呼び出して何かコマンドを実行してみたいと思います。
それではいってみましょう。
[もくじ]
サンプルコード
あとがき
サンプルコード
あとがき
サンプルコード
今回のサンプルコードはこちら。
Dim objCMD Set objCMD = CreateObject("WScript.Shell") '処理の内容を書く objCMD.Run "cmd /c ipconfig /all > F:\vbs学習\20200526\ipconfig.txt", 0, false
WScript.Shell
コマンドプロンプトを呼び出すためにセットするオブジェクトです。
objCMD.Run
オブジェクトの実行を宣言しています。
後続に書かれた処理を実行します。
後続の処理
内容は以下の様な感じで設定されています。
objCMD.Run “cmd /c ipconfig /all > F:\vbs学習\20200526\ipconfig.txt“, 0, false
- cmdでコマンドプロンプトを起動
- /cはコマンド実行後にコマンドプロンプトの終了を指定するオプション
- コマンドipconfig /allを実行し、その内容をテキストファイルに格納する
- 画像サイズを0で非表示にする(バックグラウンド実行)
- 同期モードfalseを指定すると、コマンドの実行が同期されなくなります。
こちらのスクリプトを実行すると、コマンドプロンプトを起動して、ipconfig /allの実行結果を指定のテキストファイルへ書きこんで保存するといった動作をします。
あとがき
というわけで、VBScriptからコマンドプロンプトを呼び出して、コマンドを実行する方法でした。
VBScriptでは、cmdに限らず色々なアプリを呼び出して操作する事が可能な様なので、色々と試していきたいと思います。
今回は以上です。
次回もよろしくお願いします。