【初仕事】HTMLコーディング案件受注しました【失敗談】

こんにちは朱夏です。

今回は、副業として初めてHTMLコーディングの案件を受注、納品までこぎつけたので、有用だったことをまとめてみました。
大まかには以下のようなことです。

1. 提案内容は相手の目線で書く
2. 最初は安価で提案はメリットだらけ
3. 仕事として行う作業は学びが多い

順番にお話しします。

1.提案内容は相手の目線で書く

案件を受注する上で一番重要なことだと思います。
何故重要かというと、相手の問題を解決するための提案をしないと目にも留まらないからです。

私の行動の変化を話すと、こんな感じです。

- 最初の10件程、テンプレートを若干修正したようなコピペの提案をしていた
- 中盤の10件程、自分に出来ることを羅列しただけの提案をしていた
- 後半の10件程、相手の事を考えて提案するようになった

もう少し詳しく話したいと思います。
最初と中盤は明らかにダメダメですね・・・しかし、この20件でダメだと気付き、試行錯誤出来るようになったから後半10件で結果が出ました。

具体的には、相手の提案から「して欲しいこと」をピックアップするということをやりました。
そう言うと、「サイト作ってほしいとか、コーディングして欲しいんじゃないの？」と思われるかもしれませんが、実はそれだけじゃなかったりします。

たとえば、サイトリニューアルの案件があったとします。
それに対して、「リニューアルしたい理由」があるはずなんです。
リニューアルして「客層を変えたい」だったり、「アクセス数を伸ばしたい」だったり、リニューアルする事でどんな結果を期待しているのか、それを実現できる提案をしていくという繰り返しになります。

最初のうちは1つ1つ提案文を作るのに時間がかかりますが、プロフィールなど共通で使いまわせる部分をテンプレート化していけば少しずつ時間短縮していけると思います。

2.最初は安価で提案はメリットだらけ

これは初心者のうちはメリットしかないので本当にお勧めしたいです。
メリットとは何かというと、自分と顧客側、それぞれに以下の様なメリットがあると思います。

自分のメリット

- ハードルが下がる
- 提案が通りやすくなる
- 最初はお金より実績に価値がある

顧客のメリット

- 金銭的なメリット

先ず自分のメリットですが、あらゆる意味でハードルが下がります。
精神面で言えば、最初のうちの案件は「自分に出来るのか？」とか「高額な案件で失敗したらﾔﾊﾞｲ」と思って不安になったりします。
実績や経験が不足しているということで金額を下げておけば、お互いに解った上での契約となるので多少安心感があります。

とはいえ安かろう悪かろうでは次につながらないので作業は全力投球です。

そして、金額が安いというのは選ばれる可能性が上がる要因の1つです。
これは、顧客側のメリットの部分ともつながってきますね。
予算の関係上、どうしても金額を抑えたいなんて案件も少なからずあります。
そういった相手であれば、平均的な金額より安く提案すれば案件の受注率は格段に上がっていくと思います。

最後に、お金より実績です。
最初のうちは無料ででも実績作りのために仕事するべきだと思います。
実際案件取れず2か月目くらいでそんな風に思うようになっていました。
実績があれば信頼度も上がるし、それによって任せてもらえる案件も増えていくはずです。
最初のうちはしっかりと、実績を積み上げていきましょう。

3.仕事として行う作業は学びが多い

これは本気で思いました。

自分の思った通りじゃないサイトを作成する不自由感は、基本仕事としてでないと味わえないと思います。
フリーランス、副業でプログラミングの仕事をやっていくとなると、これを早く体験して慣れておく必要がありそうです。

コーディング作業だと、他の人がデザインしたワイヤーフレームを元にコーディングしたりするので、デザインの勉強も出来ちゃったりします。

あと、制限付きのコーディングを初めてやりました。
何かというと、tableタグを使用してコーディングする作業だったのです。
tableタグでスタイルを整える書き方と言えば、10年前に私が趣味でHPを作成していた時にやっていた手法です。

未だにこれ使われているんだな・・・って思っていたら、HTMLメールはこれじゃないとスタイルが崩れてしまうみたいです。
おかげで、Bootstrapどころか、CSSもかなり制限された状態でのコーディング作業となり、とても大変でした。

とはいえ、HTMLメールの作成方法、メールでの確認方法など、多くの事を学べました。

HTMLメールの確認方法について
HTMLメールをプレビューしたい場合、ブラウザでプレビューしたページをメール作成の本文に張り付けてやると確認できるのですが、簡易的に確認する方法として、windowsのファイルエクスプローラーのプレビュー機能を使うと、画像以外の部分はプレビューしてくれます。
ここで綺麗に表示されれば、一番スタイルが崩れるというOutlookでもあまり破綻なく表示できるかと思います。

まとめ

というわけで、初案件までの経験について話してみました。
要点をまとめると、こんな感じですかね。